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2012年2月 4日 (土)

二人だけ We’re All Alone

・人はみなひとり・

 よくCMなどに取り上げられる曲です。
We’re All Alone ウィ・アー・オール・アローン
自分も初見は、車の宣伝かなにかでした。
まだ 学生の頃で、耳が名曲を探し求めていた所...そこへ 直球で ど〜ん。
「良い曲だなぁ...。(=´Д`=)」
英語は半解り程度だったので、ひとり、メロを噛みしめる自分…という感じでした。
AORとか、クロスオーバー・フュージョンとか、そういうカテゴリは まったく関知してません
でしたし。(^^;)

        Photo
       名盤『SILK DEGREES シルク・ディグリーズ』。
       AORを代表する『We’re All Alone』は、ラスト曲。

 それが、もう少し大人になって歌詞を見ると、「We’re All Alone」は「二人だけ」と、
訳されているじゃあ あ〜りませんか!
あれ? と思いました。
「人はみなひとり」って意味じゃなかったの??
   |||||/( ̄ロ ̄;)\|||||||
しかし前後の歌詞も見ると、誰かに語りかけている内容。だったら「ぼくらだけだよ」で
いいのかナ。
そっか...(*゚.゚)ゞポリポリ

『We’re All Alone』
 Outside the rain begins
 And it may never end
 So cry no more on the shore,
 A dream will take us out to sea
 Forever more
 Forever more
  おもてでは 雨が降り出している
  たぶん 止まないかも知れないな
  だから もう泣くのは およし
  夢は岸を出て海へ漕ぎ出す ぼくらを連れて行ってくれるよ
  永遠に ずっと
  永遠に ずっと

 Close your eyes ami,
 And you can be with me
 'Neath the waves,
 Through the caves of ours
 Long forgotten now
 We're all alone
 We're all alone
  瞳を閉じて 愛する人
  そうすれば、ほら、ぼくら一緒だ
  波の奥深くに
  ぼくらの洞窟を抜けてゆこう
  長いこと 忘れていたね
  ぼくらふたり
  ぼくらふたり

 Close the window, calm the light
 And it will be all right
 No need to bother now
 Let it out, let it all begin
 Learn how to pretend Once a story's told
 It can't help but grow old
 Roses do, lovers too
 So cast your seasons to the wind
 And hold me, dear
 Oh, hold me, dear
  窓を閉めて 明かりを落とそう
  そうすれば もう大丈夫
  君をわずらわせるものは なにもない
  もういいんだ これが始まりだから
  形からでもいいんだよ 
  起こったことはやり直せない
  そう、美しい薔薇もいつかは枯れる
  そう、恋人達も同じさ
  だから 季節の過ぎゆくままに
  そして ぼくを抱きしめて 愛する人
  あぁ  ぼくを抱きしめて 愛する人


 あれからン10年。
昨日、その詳細について、語っている番組があったので 見てしまいました〜。
アンジェラ・アキさんの『Song Book』。
アーカイブを見ると、過去の放送は『Honesty (Billy Joel)』、『Will You Dance? (Janis Ian)』と
あります。
おぉ、こりゃ 必見だわ。
なにせ、『Honesty オネスティ』は、中学の英語の授業でもこのテイストで訳した名曲シリーズ。
…はは、そうなんです。
この番組、学生さん達を中心に、気になる楽曲を 清泉女子の大杉教授と一緒に訳してみよう
というもの。
ナビゲーターがアンジェラさん、司会はクリス・ペプラーさん。
でも、洋楽って、耳で聞いて、いいな♪と思う曲を 歌詞カードを参考に、辞書首っ引きで
調べたりしませんでしたか〜coldsweats02
「訳の人はこう書いているけれど、ここは こんなニュアンスでは?」とか、自分なりに。
そんな懐かしモードに浸りつつ、番組は進んでゆきます。

アンジェラさん、
「この‘alone’は、ひとりぼっち? それともふたりぼっち、どちらの意味なんでしょう? 」と
おっしゃる。
あれれ? ネイティブでも そうなの?

どうやら…その どちらにも取れるままに なっているようです。
(そんな 曖昧さが、もしかしたらAORという日本独自のジャンルまで設けて流行した
 理由かも、ですね)
語りかけているから「ぼくら二人だけ」というのが 直訳だけれど、語り手のつぶやき、
今はここにいない相手を慰める様子なので、「人は所詮一人なのだ」という含みも
充分にあるそう。
一般的には、曲調からも ラブソングに受け取られていたようで、クリスさんも
「意外に深かったんですねぇ」と唸っていました。

 そこで学生さんの感想。
「慰めているのに、窓を閉めたり 雨が降ったり、暗い印象なんですが…、
 励ますイメージと違う気がします」
すかさず、大杉先生のお返事。
「外は雨が降っているという出だしから、(ロケーションが)海へ移動したり飛躍が
 あるので 解りづらいとおもいますが。
 雨というシチュエーションは、イマジネーションを広げるのに 絶好の機会だと
 思いませんか?
 そこにはいない相手を想って語りかけているので、激励しているのとも違うン
 ですよ」

 (雨の水は そのまま海へとイマジネーションを広げて、その水底の隠れ家は
  ぼくらを守ってくれる。
  だからもう泣かないで。
  人生は寄せ返す波のように 一所に止まってはいられないもの。
  ひとはひとりで生きてゆかねばならない。
  でも だからこそ、誰かと寄り添ってゆくんだよ…くらいの妄想(!)です、ハイcoldsweats01)

( ̄Θ ̄;) ウーム…
そうか〜。
言われないと、解らないか〜。
夢は岸を出て海へ漕ぎ出したと思ったんだけれどナー。(´~`;ヾ)
つまり、「ぼく」のイメージの中というか。
こういうことは、例え英語でも 共通の感覚として わかると思いましたが、今はちょっと
違うんですね。

こうしてみると、「亡くなってしまったぼく」が、哀しむ恋人へ語りかけるゴースト説も
あります という、大杉先生のご意見も説得力があります。
別の番組、『SONG TO SOUL』でご自身が語っていたのは、当時、遠距離で気持ちが
不安になっていた恋人へのメッセージを元に、作ったのだそうです。
曲が最初に出来て、あとから1行ずつ はめていったのだとか。
さらに、録音も ワンセンテンスずつ。
出せる高音域ギリギリまで 引き上げて歌い、終わる頃はボロボロ状態に。
ぉお!!(゚ロ゚屮)屮
そこまで したからこそ、人の心を捉えるんですねぇ。
(たしかに、ライブ音源は、キー下げてますネ。( ̄▽ ̄ i))

まさに、自分への挑戦、孤独な戦い。
ひとはひとり…でも、その個が集まって 作り上げた音楽は、珠玉の調べなので
ありました。( ゚ー゚)/゚*゙:¨*;.・';゙:..・☆

コメント

That's really tihnknig at an impressive level

Peter.Thank you for the comment.
Excuse me for late reply to a comment.
For a long time, I did not notice the depth in the inner part of this song.
I took to this song more.Get to know a new interpretation.
You, too?

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